バランスの良い構図
キャンバスのサイズは縦1に対して横1.618がバランスがいいと言うことはローマ時代から解かっていたようです。感覚的には解るのですが、これを 数字的に表したのはすごい発見だと思います。たとえば縦が25cmなら横は40.45cmと数字で表せるので誰がやっても同じ結果になります。
1:1.618のキャンバスだけでは面白くないので三分割構図と言われる風景画でよく使われる手法を取り入れます。下の図
のように補助線をキャンバスに入れます。
次に補助線に沿ってオブジェクトを配置します。
こんな感じです。
どうでしょうか? 安定してるでしょうか!
感じ方は人それぞれなので、これがよいという正解は無いですがテクニックとして覚えておくと良いと思います。
このように美術の世界では定石のテクニックがあるようです。
私のような「のほほん」と生きてる人とは違い、写真家や美術を専攻した人たちは色々なテクニックを駆使し日々研究して作品を作られてるようです。
他にも対角線を使った構図など面白いモノが色々あります。
普段目にする雑誌の写真も構図を考えながら読むとまた違った印象を受けると思います。私もまだ研究中ですが色々紹介できたらと思っています。