脚本とシナリオ



ストーリーを考えるため「Storybook」を開いてシナリオに悩み、ネットで現実逃避をしていたら「ストーリー」「あらすじ」「プロット」とは それぞれ別の物と言うことが書いてあり平均てきに文字数が決まってるようです。

「ストーリー < あらすじ < プロット」の順番らしいです。今まで全部一緒だと思ってました。この辺のルールで作品の善し悪しというか、情報の整理が作品に影響を及ぼしそうです。 ただ漫画の場合はどうなんでしょうか?

映画用の脚本ですが株式会社ディアースタジオのページに テンプレート・サンプル がありました。プロが使っている映画用脚本のテンプレートなので普通 見ることがないと思います。ワード形式ですがこんな貴重な物を公開してるとはビックリです。

しかもテンプレートとしてお使い下さいということなのでスゴイとしか表現出来ません。ト書き記号の説明もあり、とても親切なテンプレートで勉強にな ります。

脚本と言っても映画用、演劇用、TVゲーム用などあり表現方法により色々なフォーマットの脚本があるようです。マンガだとネーム(絵コンテ)形式が 多いようですが、私としてはその前の段階なのでなんともいえません。小説形式なんでしょうか?

その前の段階を埋めてくれそうなのがピクサーの「 脚本の書き方講座」です。

    1、紹介
    2、「嵐雲」を起こす
    3、「大切なもの」を失う。
    4、「屈辱」
    5、「岐路」に立つ

という感じで説明してありました。日本で言うと「起・承・転・結」でしょうか?それにしても自社で作った作品を例に挙げシナリオ作りを説明してしま うところが日本人には 真似できませんね。この辺がピクサーの自信でありアメリカ人のフェアープレー精神と言うか競争原理なんでしょうか?

でも日本でも負けていない会社もありますね。サマーウォーズなど劇場で泣いてしまうぐらい良い作品をを作っているアニメ企画・制作会社のマッドハウ スです。(いや 東京であれは恥ずかしかった。)

ちはやふる 絵コンテ指南書

X-MANやスーパーナチュラルを作っている会社なのでその辺はアメリカの血(考え方)が入ってるかもしれません。何でもそうですがマニュアル作り をすると物事を可視化できるので、どの段階の仕事をしてるかわかり見通しが立ちやすく理解度が上がるような気がします。さすがにここまで大胆に世界に 公開はしたくないですが・・・

「絵コンテ指南書」以外にもマッドハウスの「クリエーターのコラム」は面白いですね。現実逃避にはもってこいです。「Storybook」をまだ掌 握してないので、マニュアルを作ると理解度が上がるかも。バージョン4.1.0はいつ頃出るんだろう?

小説を書く訳ではないですが「Storybook」でプロットを出して脚本の構成を考えようと思い機能を色々試してますが、公式にあるサンプルの小 説がドイツ語でした。ドイツ語だと機能を調べる見当も付かないです。

ワードとは違い「人物」と「アイテム」が物語とは別に追加でき、さらにHTMLが書ければ画像も張れるなど、よく考えてあり重宝します。なのでコミPo!から出力して縮小した画像を張ってます。

でも最近は「yWriter」を使っています。英語のソフトですが、こちらもキャラクタの画像を張れるなど色々機能があり使っています。日本語表示もできますが使い方の日本語ページがないので試行錯誤してます。

メモ程度ですが使い方のページを作ってみたので、のぞいてみてください。「yWriterの使い方

YouTubeにプロット関連などのビデオがあり参考になると思うので。

【ももいたち】プロットとネームの話。その1
【ももいたち】プロットとネームの話。その2

漫画製作レポート”10”ネーム制作と手法(1/1) プロット


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